カフェのテーブルに並んだ、犬の刺繍のハンカチ

About HANA

「あ、この子だ」と
思える一枚を。

刺しゅうの服 HANA は、犬や猫たちの表情を糸で描く、刺繍のブランドです。

Hello

はじめまして。刺しゅうの服 HANA です。

HANAは2024年、一枚のハンカチからはじまりました。
白いコットンの片すみに、ちょこんと顔を出す一匹の犬。
ぱっと広げた瞬間に、その子と目が合うような ── そんな一枚をつくりたくて。

いまはハンカチから、ポーチ、トートバッグ、トレーナーやTシャツへと少しずつ仲間が増えて、たくさんの犬種や猫たちを刺繍しています。

このページでは、HANAが何を大切にして、どんなふうにものをつくっているのかを、すこしだけお話しさせてください。

シュナウザーの顔の刺繍。毛並みを糸の重なりで描いたアップ
見つめあう2匹のトイプードルの刺繍

01

Expression

表情のこと

HANAの刺繍で、いちばん大切にしているのは表情の確かさです。

耳の角度がほんの数ミリちがうだけで、その子は「べつの子」になってしまいます。だから、納得がいくまで何度も図案を引き直します。ひとつの動物の図案ができあがるまでに、平均して12稿ほど。

糸の色は、たった6色ほど。けれど、その6色をどう重ねるかで、毛並みの陰影や瞳のきらめきが決まります。生成りを多めにするか、焦げ茶を強めにするか ── ひとつずつ確かめながら、組み合わせていきます。

ぱっと目に入った瞬間に、「あ、この子だ」と思ってもらえるように。

刺繍ミシンが布に犬の顔を縫っているところ
ミシンの上に並んだ糸のスプール

02

Machine & hands

機械の手で、
ひと針ずつ。

HANAの刺繍は、業務用の刺繍ミシンで縫っています。手刺繍ではありません。このことは、いつもはっきりお伝えするようにしています。

「機械で縫う」と聞くと、冷たい量産品のように感じる方もいるかもしれません。けれど、ミシンが動き出すまでには、長い長い人の手の時間があります。図案を描き、糸を選び、針がどの向きに、どれくらいの密度で走るかを、1ミリ単位で刺繍データに組み立てていく。仕上がりの8割は、ここで決まると思っています。

図案から刺繍データまでは、すべてHANAでつくっています。ミシンは、その時間をかたちにしてくれる相棒のような存在です。

ハンカチ一枚に、およそ6,000針。平らな布のうえに、ゆっくりとひとつのいきものが立ち上がってくる時間を、一枚ずつ大切にしています。

パステルカラーの刺繍ハンカチを手に持っているところ
黒猫の刺繍が入った白いポーチのファスナーを開けるところ

03

Every day

毎日のそばに、
そっと。

ハンカチは、毎日だれかの手のひらに触れる道具です。食事のあと、外から帰ったとき、ふと涙ぐんだとき、だれかに差し出すとき。

だからHANAは、特別な日のためのものではなく、今日という日のためのものをつくりたいと思っています。かばんの中のポーチ、お散歩のトート、いつものコートの下のトレーナー。大人が毎日、さりげなく持てるかたちで。

すれちがっただれかに「その子、かわいいですね」と声をかけられる。そんな小さな出会いも、一緒に届けられたらうれしいです。

Little moments

いろんな日に、いる。

かばんの中、ポケットの中、カフェのテーブルの上。
HANAの子たちは、そんな場所でいちばん生き生きとしてくれます。

カフェのテーブルで
カフェのテーブルで
ポケットから、ちらりと
ポケットから、ちらりと
いつもの服に
いつもの服に
お散歩の途中に
お散歩の途中に

In numbers

  • 12図案を描き直す回数ひとつの動物で、平均
  • 6ひとつの表情に重ねる糸たった6色の重なりで
  • 6,000ハンカチ一枚の針数およそ
  • 200+棚に並ぶ糸の色似ているようで、ぜんぶちがう

Our wish

身につけてくださる方の毎日が、
ほんの少しだけ軽やかになりますように。

ハンカチを取り出す瞬間。かばんを開けて、ポーチに手を伸ばした瞬間。ふと胸もとに目をやった瞬間。

そんな何気ない所作のなかで、ふっと頬がゆるんだり、ちょっと心が軽くなったり ── そのささやかなことを、糸ひとすじひとすじに込められたら、それで十分だと思っています。

派手なものではなく、使い捨てられるものでもなく。長く、たいせつに使い続けていただける一枚を、これからも、ひと針ずつ。

糸の重なりに、小さな物語を。

── 刺しゅうの服 HANA

hana embroidery, est. 2024